筋トレは1回1時間以内に収めるのが良い理由

query_builder 2025/10/12
筋トレは1回1時間以内に収めるのが良い理由

効率的に結果を出すための“黄金ルール”

「筋トレは長くやった方が効果がある」と思っていませんか?
実は、それは誤解です。

実際、プロのトレーナーやフィットネス愛好者の間では、**「筋トレは1回1時間以内に収める」**ことが基本とされています。

この記事では、なぜ筋トレ時間を1時間以内にするのが良いのか、その理由と科学的根拠、そして理想的なトレーニング構成について解説します。


なぜ“1時間以内”が理想と言われるのか?

筋トレをしていると、つい「もう少しやった方が良いのでは?」と感じてしまうもの。
しかし、長時間のトレーニングは効果を下げる原因になることがあります。

その理由は、大きく分けて以下の4つです。


1. 成長ホルモンの分泌ピークが1時間以内

筋トレによって筋肉が発達するのは、成長ホルモンやテストステロンの分泌が関係しています。

これらのホルモンは、トレーニング開始から約30〜45分でピークを迎えます。
しかし、1時間を超えると分泌量が徐々に減少し、逆に**コルチゾール(ストレスホルモン)**が増加します。

コルチゾールは、

  • 筋肉の分解を促進する

  • 脂肪の蓄積を助ける
    といった“逆効果”をもたらす物質です。

つまり、長時間トレーニングを行うと、せっかく鍛えた筋肉が分解されるリスクが高まるのです。


2. 集中力が持続するのは1時間が限界

人間の集中力は平均して50〜60分しか持たないとされています。

トレーニングでも同じで、

  • 最初の30分:集中力が高く、フォームや負荷に意識が向く

  • 60分を超える:疲労によりフォームが乱れ、ケガのリスクが上がる

そのため、1時間を超えると「量」よりも「質」が下がってしまう傾向があります。

効率よく筋肉を刺激するには、短時間で集中する方が結果的にパフォーマンスが高くなります。


3. エネルギー(グリコーゲン)が枯渇する

筋トレの主なエネルギー源は、筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲンです。

このグリコーゲンは、約60〜90分で使い切ってしまいます。
枯渇すると筋肉が分解されやすくなり、疲労も増加します。

したがって、エネルギーを効率的に使い切る“1時間前後”が最適なトレーニング時間といえます。


4. 継続しやすい

1時間以内の筋トレは、時間的にも心理的にも続けやすいのが特徴です。

忙しい社会人にとって、毎回2時間もトレーニングに使うのは現実的ではありません。
「無理なく続けられる」範囲で習慣化することこそ、筋トレ成功の鍵です。

短時間でも集中して取り組むことで、継続=成果につながります。


どのくらいの時間配分が理想?

理想的な筋トレ時間配分は以下の通りです。

内容 所要時間 ポイント
ウォームアップ 約10分 関節と筋肉を温めてケガ防止
メイントレーニング 約40分 大筋群を中心に集中的に鍛える
クールダウン・ストレッチ 約10分 疲労回復・可動域改善

合計で約60分以内に収まる構成が理想です。

この配分であれば、効率的に筋肉を刺激しつつ、ホルモンバランスや集中力のピークを最大限に活かせます。


長時間トレーニングが逆効果になる理由

コルチゾールの影響

先述の通り、トレーニングが長時間になるとコルチゾールの分泌が増加します。
このホルモンは筋肉を分解し、脂肪の蓄積を助長します。

つまり、

「長くやればやるほど痩せる」は誤解。
実際は“筋肉が落ち、代謝が下がる”ことも。

疲労とフォーム崩れ

トレーニング時間が長くなるほど、フォームの乱れが生じやすくなります。
フォームが崩れると、狙った筋肉に効かなくなるだけでなく、ケガの原因にもなります。

長くやるよりも、正確なフォームで短時間に追い込む方が圧倒的に効果的です。


1時間以内で成果を出すトレーニングのコツ

1. 休憩時間を短くする

セット間の休憩を30〜60秒にすることで、トレーニング密度を上げられます。
特にダイエット目的の人は、心拍数を下げすぎないことが重要です。

筋肥大を狙う場合は、1〜2分程度の休憩を取り、フォームを整えるのも有効です。


2. 複数の筋肉を同時に鍛える「コンパウンド種目」を中心に

時間が限られている中で効率を上げるには、**多関節運動(コンパウンド種目)**が最適です。

例:

  • スクワット(下半身全体)

  • ベンチプレス(胸・肩・腕)

  • デッドリフト(背中・脚・体幹)

これらの種目は、一度に複数の筋肉を刺激できるため、短時間でも高い効果を発揮します。


3. 記録をつけて“ダラダラ防止”

トレーニングログを取ることで、時間管理がしやすくなります。

  • 種目

  • 重量

  • 回数

  • セット数

  • 所要時間

をメモしておくと、「前回より短く効率よく終える」意識が高まります。

スマホアプリやメモ帳でもOKです。


4. トレーニング前の準備を整える

ジムに着いてからダラダラ準備していると、トレーニング時間が伸びがちです。

ウェア・シューズ・水分・音楽プレイリストなどを事前に用意しておき、
ジムに着いたらすぐスタートできる状態にしておくのが理想です。


1時間で完結するおすすめメニュー

初心者向け(全身サーキット)

  • スクワット:10回 × 3セット

  • プッシュアップ:10回 × 3セット

  • ダンベルローイング:10回 × 3セット

  • プランク:30秒 × 3セット

※休憩は各種目30秒以内。合計40〜50分で完結。


中級者向け(分割トレーニング)

上半身デー(例)

  • ベンチプレス:8回 × 3セット

  • ショルダープレス:8回 × 3セット

  • ラットプルダウン:10回 × 3セット

  • アームカール:10回 × 2セット

下半身デー(例)

  • スクワット:10回 × 3セット

  • デッドリフト:8回 × 3セット

  • レッグプレス:12回 × 2セット

  • カーフレイズ:20回 × 2セット

それぞれウォームアップ・ストレッチを含めても1時間以内で十分行えます。


トレーニング後の栄養補給も忘れずに

筋トレの効果を最大化するには、トレーニング後30分以内の栄養補給が重要です。

おすすめは:

  • プロテインシェイク(タンパク質20〜30g)

  • バナナやおにぎり(糖質補給)

この「ゴールデンタイム」に栄養を補給することで、筋肉合成を促進し、疲労回復を早めることができます。


まとめ:筋トレは“量より質”で結果が出る

長時間やることが偉いわけではありません。
むしろ、1時間以内で集中して終えることが、最も効率的で効果的です。

  • ホルモンバランス

  • 集中力

  • エネルギー効率

  • 継続性

すべての面で「1時間以内」が理想的なライン。

ダラダラと続けるより、短時間で全力を出す。
それが、結果を出す人のトレーニング習慣です。


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