
筋トレに励む方であれば、一度は「クレアチン」というサプリメントの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
筋肥大やパフォーマンス向上を目指すうえで、その効果が注目されているクレアチンですが、実際のところ、摂取するべきかどうか迷っている方も多いと思います。
本記事では、クレアチンの効果や摂取タイミング、安全性、そして筋肉を効率よくつけるための活用方法について詳しく解説していきます。
クレアチンとは?
クレアチンは、体内に自然に存在する有機酸の一種で、主に筋肉に蓄えられています。
アミノ酸の一種であるアルギニン、グリシン、メチオニンから肝臓や腎臓で合成され、筋肉内でエネルギーの貯蔵・供給に重要な役割を果たしています。
とくに無酸素運動(短距離走や重量トレーニングなど)の際には、筋肉中のクレアチンリン酸が分解され、瞬時にATP(アデノシン三リン酸)を再合成し、筋肉の収縮をサポートします。
クレアチンを摂取するメリット
1. 筋力の向上
多くの研究で、クレアチンの摂取は筋力の向上とパフォーマンスの改善に寄与するとされています。 特に、1〜3レップの高重量トレーニングやスプリントのような爆発的な動作において効果を発揮します。
2. 筋肥大の促進
クレアチンは筋肉に水分を引き込む作用があるため、筋細胞の膨張が起こり、これが筋肥大のシグナルとして機能します。
また、トレーニングの強度や回数が向上することから、結果として筋肉の成長を促進する効果が期待されます。
3. 疲労の軽減
クレアチンを摂取することで、トレーニング中やトレーニング後の疲労感が軽減されるという報告もあります。
回復力が高まることで、より頻繁にトレーニングを行えるようになり、筋肥大につながる可能性が高まります。
クレアチンの摂取タイミングと方法
クレアチンの摂取方法には大きく分けて「ローディング期」と「メンテナンス期」があります。
◇ローディング期
最初の5〜7日間は1日20g(5gを4回)を目安に摂取することで、筋肉内のクレアチン量を急速に増やします。
◇メンテナンス期
その後は1日3〜5gの摂取を継続することで、筋肉内のクレアチン濃度を維持します。
◇タイミング
・トレーニング後の摂取がもっとも効果的とされており、糖質(例:バナナやプロテイン)と一緒に摂ることで吸収率が高まると言われています。
クレアチンの副作用や安全性
クレアチンは自然由来の成分であり、多くの研究において長期的な安全性が確認されています。
◇一時的な体重増加
筋肉内に水分が蓄えられることで体重が1〜2kg増加することがありますが、これは筋肥大の過程で自然な反応です。
◇胃腸への影響
一部の人は空腹時にクレアチンを摂取すると胃の不快感を覚えることがあります。その場合は食後に摂るなど、タイミングを調整すると良いでしょう。
クレアチンの種類と選び方
一般的に流通しているのは「クレアチンモノハイドレート」というタイプです。
価格と効果のバランスがよく、最も研究されている形態のため、初心者にも安心しておすすめできます。
最近では、クレアチンエチルエステルやバッファードクレアチンなどの新しい形態も登場していますが、まだ研究が少なく、効果や安全性が確立されていないものもあるため注意が必要です。
クレアチンは全員に必要?
すべての人がクレアチンの恩恵を最大限に受けられるわけではありません。 もともと赤身肉や魚などから多くのクレアチンを摂取している人や、体内の保有量が高い人は、サプリメントからの効果をあまり感じないこともあります。
また、ベジタリアンやビーガンのように食事からのクレアチン摂取が少ない人は、サプリメントの効果を実感しやすい傾向にあります。
まとめ:筋肉を効率よくつけたいなら、クレアチンは有力な選択肢!
クレアチンは、筋力向上や筋肥大、回復力のサポートなど、筋トレを本気で取り組む人にとって強力な味方です。
安全性が高く、コストパフォーマンスにも優れているため、トレーニングの効率を最大化したい方にとっては、積極的に検討すべきサプリメントのひとつと言えるでしょう。
まずは基本のモノハイドレートタイプから始めて、自分に合うかどうかを確かめるところからスタートするのがおすすめです。
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