
はじめに
筋トレに励む多くの方が悩むのが、
「何回・何セットやれば効率よく筋肉がつくのか?」という点です。
トレーニング方法には個人差があるものの、科学的な知見や実際のボディメイク事例に基づくと、ある程度の指標が存在します。
本記事では、筋肥大を目的としたトレーニングにおける最適な回数・セット数、負荷設定の考え方、トレーニング頻度との関係について詳しく解説します。
筋肥大を目指すなら「8〜12回×3セット」が基本
◇なぜ8〜12回が最適なのか?
筋肥大を目的とする場合、一般的に8〜12回が最適とされます。
この回数帯は、筋肉に対して十分な張力と時間を与えることができ、筋タンパク合成を最大限に高められるためです。
これは「中重量・中回数域」と呼ばれ、筋繊維を破壊しすぎず、かつ成長刺激を効果的に与えるバランスの良いゾーンです。
◇セット数は3セットがスタンダード
筋肉に十分な刺激を与えるためには、1セットでは足りません。
特に初心者〜中級者は、同じ種目を3セット行うことで、筋肉に段階的な負荷を与えられ、成長が促されやすくなります。
負荷設定のポイント:限界の1〜2回手前で止める
◇オールアウトしない理由
限界までやりきる(オールアウト)という考え方もありますが、毎回限界まで追い込むと、筋疲労が蓄積しやすく回復が追いつきません。
そのため、8〜12回中「10回やって限界だな」という重量設定にし、実際は8回程度で止めるのがベストです。
この"限界手前"の刺激こそが、継続的な成長に繋がります。
筋肉の種類によって回数を調整する
筋肉には大きく分けて速筋(白筋)と遅筋(赤筋)があります。
◇速筋を鍛えたい場合
✔ 高重量×低回数(3〜6回)
✔ 例:ベンチプレス、スクワットなどの高強度種目
◇遅筋を鍛えたい場合
✔ 軽重量×高回数(15回以上)
✔ 例:カーフレイズ、腹筋運動など
目的の筋肉や競技特性によって、適切な回数帯を選びましょう。
トレーニング頻度とセット数の関係
週1〜2回しか筋トレができない場合、1部位につき5セット以上必要なことも。
逆に、週3〜4回トレーニングができる場合は、各回でのセット数を少なめにして分散させるのも効果的です。
例:胸筋の強化を目指す場合
✔ 週1:ベンチプレス+ダンベルプレス 計6セット
✔ 週3:各回2セットずつに分割し、計6セット
頻度とボリュームのバランスを取ることで、オーバートレーニングを防ぎつつ効率的な筋肥大が見込めます。
筋肉をつけたいなら記録と継続が命
◇記録を残すことの重要性
トレーニング内容、重量、回数、体調などを記録することで、自分の成長を数値で確認できます。
それにより、必要な負荷調整や種目の見直しが可能になります。
◇継続がすべてを決める
どれだけ良いメニューを組んでも、継続できなければ意味がありません。
回数やセット数にこだわりすぎて辛くなるより、まずは自分にとって無理なく継続できる回数・頻度から始めることを意識しましょう。
まとめ:筋肥大に適した回数・セット数とは?
筋肥大には「8〜12回×3セット」が基本
限界の1〜2回手前で止めることで成長を促進
筋肉の種類に応じて回数帯を調整する
トレーニング頻度に応じてセット数を調整
記録と継続が何より大切
無理なく続けることが、筋肉を育てる最短ルート。
正しい回数とセット数を知り、自分に合った筋トレライフを築きましょう。
#三鷹 #パーソナルジム #三鷹パーソナルジム #ダイエット
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