
はじめに
「ダイエットにはやっぱり有酸素運動でしょ?」
「でも最近はHIIT(ヒット)が効果的って聞いたけど?」
ダイエットに取り組む多くの方が一度は迷う「有酸素運動とHIITのどちらを選ぶべきか」というテーマ。
実際、それぞれには異なるメリットがあり、
目的やライフスタイルに応じた選択が重要です。
この記事では、
有酸素運動とHIITの特徴と違い
ダイエットにおける効果の比較
おすすめの取り入れ方
を解説します。
あなたに最適な運動スタイルを見つけるヒントになれば幸いです。
有酸素運動とは?
有酸素運動(エアロビクス)とは、酸素を使って脂肪を燃焼させる持続的な運動のことです。
主な種目:
ウォーキング
ジョギング
サイクリング
スイミング
エアロバイク
特徴:
比較的低〜中強度の運動を長時間継続
脂肪を燃料に使いやすく、体脂肪の減少に効果的
有酸素能力(心肺機能)の向上
ストレス軽減やリフレッシュ効果も
特に運動初心者や体力に自信がない方には、
無理なく始めやすい運動方法として人気です。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは?
HIITとは、High-Intensity Interval Trainingの略で、 高強度の運動と短い休息(または低強度の運動)を交互に行うトレーニング法です。
代表的な種目例:
バーピー
ジャンピングスクワット
マウンテンクライマー
ハイニー(膝上げランニング)
特徴:
短時間で高いエネルギー消費を実現
運動後の「アフターバーン効果(EPOC)」が大きい
筋力・筋持久力の向上にも寄与
上級者向けで、フォームや体力が重要
たった15〜20分のHIITでも、1時間以上の有酸素運動に匹敵する消費カロリーが得られる場合もあります。
ダイエットに有効なのはどっち?
消費カロリーの観点
有酸素運動は「安定した脂肪燃焼」
HIITは「短時間で高いカロリー消費+アフターバーン効果」
HIITのほうが一見効果が高そうに思えますが、
週に何回も続けるのは難しく、 有酸素運動は習慣化しやすいというメリットがあります。
筋肉量を維持したいなら?
HIITは筋肉に対する刺激が強いため、筋肉を維持・成長させつつ脂肪を落とすのに適しています。
有酸素運動ばかりを長時間行うと、筋肉の分解が進む可能性もあるため、 筋トレとの併用が重要です。
継続性の観点
有酸素運動:ストレスが少なく、習慣化しやすい
HIIT:負荷が高く、精神的ハードルがある
「継続は力なり」というように、継続しやすい方を選ぶことがダイエット成功の近道です。
両者のメリット・デメリット比較表
観点 | 有酸素運動 | HIIT |
---|---|---|
消費カロリー | 中程度 | 高い(短時間で) |
筋肉維持 | 難しい(長時間で分解も) | しやすい(刺激強め) |
継続のしやすさ | ◎ | △ |
運動後の燃焼効果 | 少ない | 大きい(EPOC) |
メンタルの負担 | 少ない | 高い(集中力必要) |
おすすめの活用法
「どちらか一方を選ぶ」というより、目的や日によって使い分けるのが理想です。
1. 運動初心者や体力に自信がない方
→ 有酸素運動(週3〜4回、30分〜1時間)からスタート
2. 筋トレと併用して脂肪を落としたい方
→ 筋トレ後に軽いHIIT(15分)を追加
3. 時間がないけど効率的に痩せたい方
→ HIITを週2〜3回取り入れる
4. 運動を長く習慣にしたい方
→ 有酸素運動とHIITを交互に行い、飽きずに継続
具体的なメニュー例
有酸素運動メニュー(1日30〜45分)
早歩きウォーキング(30分)
サイクリング(45分)
エリプティカルマシン(30分)
HIITメニュー例(20分)
(20秒運動+10秒休憩 × 8セット × 3ラウンド)
バーピー
スクワットジャンプ
マウンテンクライマー
ハイニー
※合間に1分休憩を挟みながら繰り返す
よくある質問(FAQ)
Q1. 有酸素運動は朝と夜、どちらが効果的?
→ 空腹時の朝に行うと脂肪燃焼効率が高いとされますが、 続けやすい時間帯に無理なく行うのがベストです。
Q2. HIITは毎日やってもいいの?
→ 筋肉や神経に負荷がかかるため、週2〜3回が理想。 しっかり休息もとることが重要です。
Q3. 両方やる場合の順番は?
→ 筋トレ → HIIT → 有酸素運動の順番が効果的です。
まとめ
有酸素運動とHIITにはそれぞれ異なるメリットがあり、
ダイエットの成功には「自分に合った方法を選ぶこと」が何より重要です。
長期的に習慣化できるなら有酸素運動
短期集中型で結果を出したいならHIIT
理想は、両者をうまく組み合わせて取り入れること。
身体の状態やライフスタイルに合わせて、 “継続できる形”で運動を習慣にすることが、 あなたのダイエット成功を加速させてくれるはずです。
株式会社ReGlow
住所:東京都三鷹市井の頭2-11-16 ARKHOUSE井の頭101
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